ハローワークで仕事探しをスムーズにするコツ
「就職・転職したいけれど、どのように仕事を探したらよいのかわからない…」
こんなお悩みを抱えていませんか?
この記事では、ハローワークでの仕事探しをスムーズに進めるコツを3つ紹介します。
1.就職・転職の希望条件を固める
ハローワークには多くの求人情報があります。漫然と求人検索端末を見ていても、どの求人に応募したらよいのかわからず、時間をムダにしてしまう可能性が高いです。
効率的に仕事を探すためには、就職・転職の希望条件や優先順位を事前に整理しておくことが重要です。
まずは以下の項目を書き出してみましょう。
- 職種、業界(例:メーカーの営業、業界は問わないが事務職、医療事務など)
- 勤務時間の長さや休日(例:1日8時間・残業なし・土日休み、シフト制など)
- 給与額(例:月給◯万円以上・ボーナスありなど)
- 就職したい時期(例:できるだけ早く、◯年◯月以降など)
次に、書き出した項目に優先順位をつけましょう。
例えば
- 優先順位1位:3.給与額
- 優先順位2位:2.勤務時間の長さや休日
- 優先順位3位:1.職種、業界
- 優先順位4位:4.就職したい時期
このような場合、「3.給与額」と「2.勤務時間の長さや休日」が希望に沿っている求人であれば、「1.職種、業界」や「4.就職したい時期」が希望と異なっていたとしても、応募に踏み切れると思います。
反対に、「1.職種、業界」が希望と合致している求人であっても、「3.給与額」が希望に合致しなければ、すぐに応募しないという判断ができます。
自分の希望条件を整理せずに実際に求人を見ているだけではいつまでも迷ってしまいます。
例を参考に、希望条件や優先順位を整理し、ハローワークに行く時に持っていきましょう。
2.ハローワークの窓口で相談する
やりたいことがわからない、自分にはどのような業界が向いているのか、思い切って未経験の職種に挑戦してもいいものか…など、自分の希望やキャリアが見えてこない場合は、ハローワークの窓口で相談するのも一つの手です。
自分の強みや特徴は、案外自分で気づけないものです。
自己分析や、自分が面接でアピールできる点について相談してみると、自分では気づいていなかった新たな一面や強みに気づけることもあります。
また、キャリアのアドバイスを受けることによって、今までチェックしてこなかった業界や職種に興味を持つ可能性もあります。
客観的に自分を見つめ直し、可能性を広げるためにも、経験豊富な相談員に相談してみてはいかがでしょうか。
3.仕事が決まったら、雇用契約の内容をよく確認する
面接や選考の結果、仕事が決まったら、次はその企業と雇用契約を交わすことになります。
仕事が決まった安心感で気が抜けてしまうかもしれませんが、雇用契約も非常に大切なポイントです。
残念ながらハローワークの求人票に記載されている仕事や福利厚生の内容と、実際の内容が異なる企業もあるようです。
雇用契約書に記載された内容をしっかり確認し、求人票に記載されていた内容と異なる場合には、すぐにハローワークに連絡・相談しましょう。
なお、ハローワークに連絡・相談するのは、実際に働きだしてからでも遅くはありません。
「雇用契約書の内容は問題なかったけれど、実際に働いてみると全然違う仕事をさせられた」「雇用契約書どおりの休暇の付与がない」など、働いてみてわかることもたくさんあります。
このような場合も、気付いた時点ですぐハローワークに相談してみましょう。
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